ひみつ

今日はメチャ疲れたからパソを開かないで寝るつもりでした…
でも、でも…

。・゜・(ノД`)・゜・。

な出来事があったから日記書きます。

直子は本当に平介のことが好きやったんやー。・゜・(ノД`)・゜・。

東野圭吾の「秘密」を読みました。
営業先で時間が余ったので喫茶店で読んでいたんですが
読み終えた後は涙が出てきてしまいました。
喫煙席で煙がたちこめていたので、目ぇこすってても誰も気付かなかったと思います。
この東野圭吾の「秘密」
自動車メーカーに勤める平介が主人公。妻の直子、小学5年生の娘藻奈美との3人家族。
3人はふつーの生活を送っていたのですが、ある日直子と藻奈実の2人が乗ったバスが崖に転落して直子は死んでしまいます。藻奈美は辛うじて生き残りますが意識不明の状態です。
しかし直子の葬式の日藻奈美は目を覚ましました。
しかし藻奈美は藻奈美ではなかったのです。
藻奈美は直子でした。藻奈美の体に直子の意識が入ってしまったのです。
「その日から切なく奇妙な”秘密”の生活が始まった」と、裏表紙の解説です。
映画にもなっております。広末りょーこが出てるそうな。
初めはコミカルに、しかし終盤につれて…
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娘の体に妻の心。微妙な関係に流される平介と直子の優しさが見物です。
久我が泣いた小説、他メディアは本当に少ないです。ここ最近で確かに涙腺はゆるいですがそれはあくまで「比喩」本当に泣くまでは至らず我慢することができます。
初めは文庫で買ったのですが、あまりの感動に古本屋でハードカバーを買ってしまったくらいお気に入りになっちまいました。この本との出会いはインターネットでの書評で、どうせ買うならハードカバーにした方が良いと書いていたからです。んで買いました。書評ではカバーの裏に「おまけ」があるそうです。言葉の通り本のカバーの裏を見るとまた、今度は古本屋で泣きそうになりました。興味のある方、是非ハードカバーの方を読んでみてください。気になるかもしれませんが、カバーの裏を見るのはどうか読み終えるまで我慢してみてください。

あぁ、映画も見てみよう。早く見たいなぁ。・゜・(ノД`)・゜・。