れんたーる

 今日は先週の同じ日に借りたビデオを返しに行きました。
 借りたタイトルは全部で6つ。
 「TATARI」
 「Blood the last vanpire」
 「完全なる飼育」
 「Mrルーキー」
 「羊達の沈没」(誤字にあらず)
 …あれ、あと一本忘れてしまいました(笑
 なんだっけなぁ…
 とりあえず、「TATARI」と「Blood〜」は一度観たことあるんですがもう一度観たくなって借りました。(「Blood〜」は観たのを忘れてただけともいう)
 いやぁ、TATARI。久我はTATARI好きです。
 ホラーはあまり怖くないタイプに久我も入りますが、このTATARIは…やっぱり怖くないです(笑)とある屋敷で一晩「生きたまま」過ごすことができたら1万㌦貰えるという企画の元、集められた4人の挑戦者と2人の主催者が次々と館の怪奇な現象に襲われるという話。この館の過去は犯罪者を収容する精神病院だったのですが、そこの院長が彼ら患者を使い日夜731顔負けの人体実験を繰り広げていた…というホラーなら王道かつストレートな恐怖を感じさせてくれる素敵な館です。その病院は患者の暴動により火事で焼失し焼け残りを現在までの館にしたそうですが…よく人が死ぬ。そして呪われた屋敷として伝わってきました。
 ガンガン、というかぽちぽちと人が死んでいきますが(笑)さっすが元マッドサイエンティストがいた屋敷。地下には観てるだけで背筋がぷるぷるするような器具が一杯あります。久我は人体実験とか…ホラーにおいてそういうフレーズが大好きなのでこの映画は「前半から中盤にかけて」は好きです(笑)ラストはやりすぎな気がして全然好きくありませんでした。
 話がラストに飛んでしまいましたので、少し戻ります。
 この映画、一番の見所はビデオカメラを使った幽霊の演出です。ビデオカメラといってもブレアウィッチのように全編通してハンディカメラというわけではなく、役者の持ち物のカメラや、企画者が設置した監視カメラの映像です。有用されてるシーンは数えても少ししかないのですが、久我はそのためにこのビデオを借りました(笑)
 監視カメラの映像…誰もいないはずの地下室。
 ハンディカメラの映像…患者を生きたまま切り刻んだ手術室。
 このシーンを見るだけでもレンタルしてきても良いと思います。監視カメラの方は表現的にはどうってことないんですが、映っている幽霊の動きが非常に個性的で好きです。

 (余談:去年だかに見た番組でアメリカの駐車場の監視カメラにオーバーオールを着た少女の幽霊が縦横無尽に飛び回っている映像がメチャ怖かったです。カメラに一番近づいたときなんかは顔貌までくっきり見えて…
 ちなみに国内怪奇ビデオのでは2つ。廃病院だかの映像で、暗い廊下が続いています。撮影者は何人かのグループで懐中電灯の明かりを頼りに先へ進みます。その時…前方に半開きのドアが。カメラが近づいていきます。ドアまで数メートルのところまで来たその時、ドアからぼんやり輝く人影が出てきて近づいてきます…何が怖いかって撮影者やらその友達もソレが見えていたみたいで「逃げろ」とか言ってるのが臨場感ありすぎで久我はいつになく震えました。
 もう一本は、幽霊の出るっていう山道を面白半分に車で走っている男二人のビデオです。車の進行方向を撮影しながら山道を進んでいきます。山深いところなので車の明かり以外は他に光源はありません。ガードレールとアスファルトと少しの草木を照らしながら車は進みます。
 その時、二人は何かに気づいて「やばいやばい!バックバックバック!!」そして悲鳴とともに車は下がっていき画像は終わりました。なーにが怖いの、と思ってましたがリプレイを観て久我は蒼白に。ガードレールの下から黄色い手みたいなのが出てきてて車を手招きしてました…言葉で表すの大変ですけどマジ怖かったッス)

 …長い余談でした(笑
 とりあえずTATARIはラスト以外は観ても良いと思います(笑

 そのほかで面白かったのはなにかなーとあげるなら。
 羊達の沈没です(笑
 アメリカお得意のパロディ映画で題材は羊達の沈黙(と他)でした。
 アメリカのブラックユーモアは久我はホラーよりも好きです。
 今度はコメディについて語れるといいなぁ。